共同利用研究室(細胞組織学研究室)
解剖学、骨の細胞組織学
骨の形態形成と恒常性維持のメカニズムを、細胞間相互作用によって解明することを目指している。
論文資格:修士
、
博士
電子顕微鏡研究室
生化学、神経科学、微生物-宿主相互作用、キラル生物学
体を構成する分子の構造非対称性が、細胞や個体レベルの代謝や生理機能、疾患形成に及ぼす影響を研究している。さらに、これを通して生物進化や共生の本質を探る。
医学教育統轄センター
医学教育学、腎臓内科学
医学教育においては、ICTを用いた医学教育手法の開発、多職種連携教育の推進など。腎臓内科学においては、水・電解質・酸塩基平衡異常の解明、尿細管の分化、再生機構の基礎的研究。
論文資格:修士
、
博士
医学教育統轄センター
総合診療、医療者教育、多職種連携
総合診療が扱う複雑性や総合的な視点を明らかにする研究をはじめ、医療に携わる医師に限らない医療者教育あるいは連携教育に関わる研究を行い、量的/質的データも扱っている。
論文資格:修士
、
博士
医学教育統轄センター
医学教育学、内分泌代謝学
医学教育においては、効果的な多職種連携や医療者教育に関する研究。内分泌代謝学においては、老化や肥満がもたらす多彩な代謝性疾患の発症メカニズムの解明、新規予防法開発。
予防医療センター
臨床腫瘍学、予防医学、消化器病学
分子病態の解明によるがんの新規治療と分子診断法の開発。
予防医療センター
予防医学、消化器病学、消化器内視鏡学
消化管疾患、特に小腸疾患の病態解明、および消化器内視鏡機器、特にカプセル内視鏡による診断法の研究開発を行っている。
血液浄化・透析センター
慢性腎臓病およびそれに伴う心血管病変の病態解明
慢性腎臓病の病態解明を慢性炎症の観点から解析を進めている。また、慢性腎臓病における心血管病変について発生機序の解明、新規治療法の開発を目的とした研究を行っている。
内視鏡センター
消化管腫瘍に対する内視鏡診断・治療/内視鏡を用いた低侵襲治療法開発
表在性の消化管腫瘍に対する内視鏡切除法の開発、特に超高難易度の治療である十二指腸腫瘍に対する治療法の開発やそのためのデバイス開発をおこなっている。
論文資格:修士
、
博士
腫瘍センター(低侵襲療法研究開発部門)
消化管腫瘍の低侵襲治療
低侵襲治療の代表的なものである内視鏡治療および腹腔鏡治療に関する新たな手技の開発、治療機器の開発を行っている。さらに内視鏡および腹腔鏡の融合した新たな治療手技や、NOTESに関する機器開発を行っている。
論文資格:修士
、
博士
輸血・細胞療法センター
輸血学、造血幹細胞移植学、血液学、細胞療法・再生医療
輸血製剤、細胞製剤および再生医療等製品の管理体制の構築、幹細胞採取の効率化や動員細胞の特性の解析、その他同種造血幹細胞移植やCAR-T細胞療法後の合併症の検討。
論文資格:修士
、
博士
スポーツ医学総合センター
上肢スポーツ外傷・障害、手外科・肘の外科、整形外科学
1.バイオメカニクス(投球時の肘関節動作解析、等) 2.腱付着部炎に対する脂肪幹細胞からの作成血小板の有効性に関する研究 3.末梢神経(ヒトiPS細胞由来純化幹細胞用いた末梢神経再生)
論文資格:修士
、
博士
臨床遺伝学センター
臨床遺伝学、先天異常学、小児科学
ゲノム科学の進歩を診療に応用している(稀少疾患の診断・治療・遺伝カウンセリング)。稀少疾患の分子遺伝学的解析を通じて、病態の解明を目指している。特に未診断疾患Undiagnosed diseasesの研究に注力している。
論文資格:修士
、
博士
臨床遺伝学センター
メディカルバイオインフォマティクス
難病を中心に遺伝性疾患を対象とし原因バリアントの探索手法開発とその原因同定についてバイオインフォマティクス手法を駆使して研究している。様々な量的形質を含む表現型とバリアントの関連解析研究も行っている。
ヒト生物学-微生物叢-量子計算研究センター (Bio2Q)
中枢神経系・腸管神経系・自律神経系・末梢神経系におけるシナプス形成機構シナプス異常でおきる病態の解明と治療法の開発
中枢神経系ならびに末梢・自律・腸管神経系におけるシナプス形成/維持/改変機構に焦点を当て、脳神経回路の機能と多臓器間連関の解明を進め、その破綻に起因する病態への新規治療法開発を目指す。
論文資格:修士
、
博士
ヒト生物学-微生物叢-量子計算研究センター (Bio2Q)
Microbiome. Computational Biology Research Content
I lead the computational microbiome research group, and we are interested in understanding the role the microbiome plays in health and disease using large datasets, computational methods, and artificial intelligence approaches. We analyze metagenomics and metabolomics data to decipher the functions, role and evolution of bacteria living with us humans.
論文資格:修士
、
博士
ヒト生物学-微生物叢-量子計算研究センター (Bio2Q)
Primate proteostasis, Cell repair after protein damage, Protein disaggregation, Neurodegeneration
Cellular proteostasis regulating protein folding, trafficking, and degradation helps maintain cell survival. Its disruption causes toxic protein aggregation, worsening with aging and driving protein conformational diseases. We pioneer in investigating primate-specific proteostasis adaptations, enhancing protein disaggregation and cell repair along the gut-brain axis with a focus on dysbiosis and neurodegeneration.
論文資格:修士
、
博士
英語教室
初期近代英文学
英国初期近代文芸において、対立するように思われる二つの現象--癒しとしての笑いが重視された現象、および、メランコリー崇拝の現象--に通底する事柄や精神を、文芸および医学の双方の観点から分析している。
英語教室
学英語教育、Task-based Language Teaching (タスク中心教授法)
医学英語教育、特に内容言語統合学習やタスク中心教授法の応用に焦点を当てて、臨床医と言語教育者が協力して行う共同教育の研究に取り組んでいます。医師国家試験における英語の問題の分析にも携わっています。
ドイツ語教室
両大戦間期のオーストリア文学、オーストリア現代文学、外国語としてのドイツ語教育(DaF Deutsch als Fremdsprache)
両大戦間期におけるオーストリア文学の内在解釈および、文芸社会学的手法を通したオーストリア文学の特徴の精査。オーストリア現代文学の作品解釈と共時的・通時的研究。各レベルに必要なドイツ語の語彙の研究。
数学教室
確率論
ランダムに現れる媒質の中を粒子がランダムに運動するという二重のランダムネスをもつ確率過程の長時間後の漸近挙動について研究している。
物理学教室
柔らかい物質の表面もしくは内部の運動計測
物質内部や表面は熱運動している。この測定により、熱揺らぎに対する知見が得られるだけでなく、非接触で湿潤や弾性を測定することができる。様々な物質で計測を行い、臨床診断への応用を探索している。
論文資格:修士
物理学教室
量子計算機を用いた場の量子論的な系の非平衡物理学の研究
量子コンピュータを用いて、量子多体系の非平衡ダイナミクスを調べる研究を行っている。特に、格子ゲージ理論の非平衡ダイナミクスを調べることで、私たちの宇宙を理解することを目指している。
生物学教室
免疫学、微生物学
病原細菌特異的なファージ療法の確立を目指している。天然ファージの分離に加え、ファージ耐性菌の出現に耐えうるファージの作出も視野に入れ、抗菌薬耐性菌への新たな治療戦略確立に取り組んでいる。
論文資格:修士
、
博士
生物学教室
比較動物学、緩歩動物(クマムシ)の生物学
強力な乾燥耐性を持つことで知られる陸上のクマムシの生活史や、海産クマムシの分類、卵形成様式の微細形態学など、緩歩動物をめぐるナチュラルヒストリーについて研究している。