泌尿器科学教室
小児泌尿器科学、腎移植
1)尿路閉塞にともなう腎線維化に対して、間葉系幹細胞注入による治療効果とそのメカニズムを解析する。2)尿路感染症の最も重要な基礎疾患である膀胱尿管逆流について、カラードプラ法超音波検査による非侵襲的診断法を開発する。
耳鼻咽喉科・頭頸部外科学教室
耳鼻咽喉科学、頭頸部外科学、頭蓋底外科学、頭頸部がん、低侵襲頭頸部外科手術
頭頸部腫瘍に対する内視鏡を中心とした低侵襲治療の開発や頭頸部がんの再発転移を標的とした化学療法開発を行っている。頭頸部希少腫瘍に対する病態の解明および治療開発を目指した研究を行っている。
論文資格:修士
、
博士
耳鼻咽喉科・頭頸部外科学教室
側頭骨頭蓋底外科、耳科学、聴覚医学、聴神経腫瘍
側頭骨頭蓋底領域の難治性疾患に対する外科的治療を専門とし、特に聴神経腫瘍の予後改善に向けた多面的臨床研究を推進している。その他、難聴の早期発見・介入に向けた研究、社会実装に取り組んでいる。
精神・神経科学教室
神経精神薬理学、脳画像
精神疾患に対する従来の薬物療法の最適化および新規治療法の開発を推進している。また、陽電子放出断層法(PET)や核磁気共鳴画像法(MRI)による脳画像に基づく精神疾患の病態生理の解明に取り組んでいる。
論文資格:修士
、
博士
精神・神経科学教室
うつ病をはじめとする精神疾患への薬物療法や、認知行動療法等の精神療法
うつ病や双極症、不安症などに対する薬物療法の副作用や、精神療法と薬物療法の統合的治療、ならびにAIやデジタルツール等を用いた治療の最適化に関する研究
精神・神経科学教室
臨床神経精神薬理学、統合失調症、抗精神病薬
精神科薬物療法(特に、統合失調症治療における抗精神病薬の投与法、せん妄治療)の最適化をテーマとして、現行の臨床的慣習を批判的に検討し、エビデンスに基づく最善の治療法の確立を目指した臨床研究を体系的に行っている。
放射線科学(治療)教室
放射線治療
肺がん、肝臓がん、オリゴメタスタシスに対する体幹部定位放射線治療の適応拡大、照射法開発、臨床試験を行っています。患者さんと治療法選択を一緒に考えていく共有意思決定支援(shared decision making: SDM)を推進しています。
論文資格:修士
、
博士
放射線科学(治療)教室
放射線腫瘍学特に乳癌、肺癌、肝細胞癌、オリゴ転移に対する体幹部定位放射線治療
乳癌、肝癌、肺癌などを専門とする。乳癌術後照射の最適化、肝腫瘍の適応拡大や肝機能温存などの観点から多角的に研究をしている。学生・若手医師の教育・育成にも注力している。
論文資格:修士
、
博士
放射線科学(診断)教室
画像診断学
1. 循環器・泌尿器領域を中心にその時代の最適な画像診断アルゴリズムを構築することに取り組んでいる。2. 新たな機器や手法の開発を行いながら人体の更なる可視化を目指している(末梢神経系、リンパ系、微小循環系)。3. 4次元動態画像の臨床応用を検討している。
論文資格:修士
、
博士
放射線科学(診断)教室
放射線診断学
新たな画像診断機器や画像解析手法の開発を行い、人体の更なる可視化を目指しています。また、これまでの形態を診る画像診断から、機能を評価する画像診断を追求しています。
麻酔学教室
集学的疼痛治療
難治性慢性疼痛に対する集学的疼痛治療の確立と、痛みの多面的評価における有用なバイオマーカー開発
麻酔学教室
麻酔学、周術期医学、血行動態モニタリング
非・低侵襲血行動態モニタリング法の新規開発と周術期管理への応用血行動態モニタリングを通じた周術期生体循環・恒常性維持生理の理解に基づき、臓器潅流障害の低減と高難度手術を可能にする麻酔管理の最適化を目指す
論文資格:修士
、
博士
救急医学教室
救急医学、外傷学、熱傷学、外科感染症学、感染制御、侵襲と生体反応・薬物体内動態
侵襲病態下の生体反応機構、感染症治療薬など体内動態等の解析を行い、新規治療法の確立を目指す。再生医療(細胞技術の熱傷治療への応用など)の導入により、侵襲病態下の新規治療法の開発を目指す。
論文資格:修士
、
博士
救急医学教室
救急医学、総合内科学、再生医学
急性疾患の病態解明、新規治療法の開発、および慢性疾患との相互関係について多角的な研究をおこなっている。
歯科・口腔外科学教室
歯周病学
1)歯周病原細菌に関する研究 2)間葉系幹細胞、iPS細胞を用いた口腔組織再生に関する研究 3)歯周病原細菌に対する抗菌薬の感受性と臨床的有効性の解析 4)音波歯ブラシの清掃性に関する臨床研究
論文資格:修士
、
博士
歯科・口腔外科学教室
口腔内科学、自己免疫疾患、口腔機能ケア
難治性口腔粘膜疾患の発症機序を基礎的、臨床的側面より解明し、治療法を開発する。医科と連携し、周術期の口腔機能維持と管理を行う。
がんゲノム医療センター
分子病理学、診断病理学、がんゲノム医学、デジタル病理学
がん遺伝子外来を担当し、保険診療の遺伝子パネル検査と院内がんゲノム検査を実施し、エキスパートパネルを通して、分子病理診断学、及びPrecision Cancer Medicine(がんゲノム医療)を推進している。
論文資格:修士
、
博士
臨床検査医学教室
臨床検査医学、検査血液学
新しい技術を利用した臨床に有用な検査診断法の確立血液疾患の診断に関する研究(遺伝子変異と血球細胞形態の関係・血球細胞形態の客観的評価・フローサイトメトリーを利用した微小残存病変の検出など)
論文資格:修士
、
博士
臨床検査医学教室
臨床検査医学
腫瘍生物学、検査血液学、臨床免疫学、遺伝子検査、分析化学(特に質量分析)に関する研究に取り組んでいる。学際的研究に対する臨床検査医学の貢献にも関心を持って臨んでいる。
病院薬剤学教室
臨床薬物動態学、分子生物薬剤学、ファーマコメトリクス、医薬品情報学
医薬品の作用や副作用の発現には個人差があります。この個人差の原因の一つとして、私は、薬物体内動態の個人差に着目し、その機構を解析し、薬物治療の適正化に有用な情報を創出するための研究を行っています。
論文資格:修士
、
博士
病院薬剤学教室
がん薬物治療に関する薬効・安全性学的研究
がん化学療法に伴う副作用の回避あるいは軽減を目的とした臨床薬学的研究に取り組み、得られた知見を世界へ発信します。多機関共同研究や特定臨床研究に取り組み、研究成果の社会実装を目指します。
医学部(医療安全担当)
医療安全管理学、脳画像、気分障害、老年期精神医学
気分障害、老年期精神疾患を対象に神経画像を用いた臨床研究を行っている。また、機械学習技術の医療安全への応用を研究している。
医科学研究連携推進センター
行動科学
行動科学に基づく予防医療技術開発、あるいは障がいがあっても安心して暮らせる社会システムの構築。特にプログラム医療機器・ヘルスケア機器開発に力を入れているが、意思決定・行動変容に関わる基礎研究も実施。
論文資格:修士
、
博士
共同利用研究室(細胞組織学研究室)
解剖学、骨の細胞組織学
骨の形態形成と恒常性維持のメカニズムを、細胞間相互作用によって解明することを目指している。
論文資格:修士
、
博士
電子顕微鏡研究室
生化学、神経科学、微生物-宿主相互作用、キラル生物学
体を構成する分子の構造非対称性が、細胞や個体レベルの代謝や生理機能、疾患形成に及ぼす影響を研究している。さらに、これを通して生物進化や共生の本質を探る。