リハビリテーション医学教室
ニューロリハビリテーション
小児から高齢者までを対象に脳疾患における後遺症の回復を目指し、脳科学、神経生理学に基づくニューロリハビリテーション手法の開発、臨床応用を行っている。
形成外科学教室
皮膚付属器を含めた皮膚の再生
マウス胎仔の皮膚創傷後の再生現象を基に、皮膚付属器を含めた完全な皮膚の再生を成獣由来の細胞を用いて再現する方法の開発を進めている。また、その細胞生物学的、分子生物学的メカニズムの解析を行っている。
論文資格:修士
、
博士
形成外科学教室
形成再建外科(マイクロサージャリー)、顔面神経麻痺、小児形成外科
血小板は、止血・凝固作用に加え、含有する複数の成長因子による創傷治癒作用がある。再生医療技術で、大量かつ安定して生産が可能となった血小板を濃縮することで、新しい創傷治療薬の開発を行っている。
小児科学教室
小児内分泌学、分子遺伝学
先天性内分泌疾患の克服を目指し、包括的遺伝子解析および細胞モデル・動物モデルを用いた分子病態解析に取り組んでいる。
論文資格:修士
、
博士
産婦人科学(婦人科)教室
婦人科腫瘍学
婦人科悪性腫瘍を中心に、難治性腫瘍や前がん病変の病態解明や早期診断、治療法の開発を目指した基礎研究を行うとともに、治療の低侵襲化や、妊孕性温存、がんサバイバーのQOLの改善を目指した臨床研究を実施している。
論文資格:修士
、
博士
産婦人科学(産科)教室
周産期医学、生殖医学、臨床遺伝学、発生学
哺乳類の個体の発生に関する分子生物学、胎児診断・胎児治療までの胎児医学、さらに間葉系幹細胞を用いた周産期疾患の治療の研究開発を行っている。
論文資格:修士
、
博士
産婦人科学(産科)教室
生殖医学、臨床遺伝学、発生学、再生医学
不妊症メカニズムの解明を目指して卵子の持つ全能性に着目し、受精障害と卵子活性化に関する臨床研究を行うとともに、初期胚発生から幹細胞樹立にかけた胚性遺伝子の活性化に関する基礎研究にも取り組んでいます。
眼科学教室
眼球光学・視機能解析・近視関連研究(近視進行の分子細胞生物学・近視進行抑制、近視疫学)、網膜疾患関連研究(加齢黄斑変性、網膜内脂質代謝、低酸素応答制御、光遺伝学)、眼科疫学
ヒトの眼の光学特性や視機能の解明。近視関連研究、網膜疾患関連研究(網膜内脂質代謝の制御による加齢黄斑変性の新規治療、光入力が眼の代謝や病態生理に与える影響の解明とその臨床応用)など、眼科領域の基礎ならびに臨床研究。
論文資格:修士
、
博士
眼科学教室
眼科、網膜硝子体疾患
網膜硝子体手術の新たな術式開発、網膜硝子体疾患の治療成績向上を目指した臨床研究、網膜色素変性に対する新たな薬物治療の開発などを行なっている。
眼科学教室
網膜硝子体外科、メディカルレチナ、強度近視、遺伝性網膜疾患
網膜における低酸素応答、光環境に対する生体反応、光遺伝学を用いた視覚再生、近視進行の分子細胞機序の解明に取り組んでいる。
皮膚科学教室
自己免疫、アレルギー、皮膚バリア、皮膚免疫
免疫臓器としての皮膚組織を見ることにより、見えてくるより普遍的な免疫現象を明らかにし、臓器を超えた自己免疫疾患の病態を解明する。アレルギー疾患発症機序を皮膚バリア傷害の観点から分子レベルで明らかにし、アレルギー疾患の予防、制御法を開発する。 重症薬疹の病態を解明する。
論文資格:修士
、
博士
皮膚科学教室
皮膚免疫、自己免疫疾患、T細胞生物学
新しい治療の開発を目指し、免疫が関連する皮膚病、とくに自己免疫性水疱症や薬剤アレルギーの病態を、主にT細胞の解析を通じて明らかにすることを目指している。
皮膚科学教室
皮膚腫瘍学
乳房外パジェット病、悪性黒色腫、有棘細胞癌など皮膚がんに対する新たな治療法の開発を目指した臨床研究、並びにトランスレーショナルリサーチを行っている。
泌尿器科学教室
泌尿器がんの発生・進展のメカニズムの解明と新規治療法の開発
前がん病変から癌の成立、転移巣への進展までのメカニズムの統合的理解を目指し、サイトカインの産生や血管新生などの細胞生物学的特徴に焦点を当て、新規治療法の開拓を行う。
論文資格:修士
、
博士
泌尿器科学教室
小児泌尿器科学、腎移植
1)尿路閉塞にともなう腎線維化に対して、間葉系幹細胞注入による治療効果とそのメカニズムを解析する。2)尿路感染症の最も重要な基礎疾患である膀胱尿管逆流について、カラードプラ法超音波検査による非侵襲的診断法を開発する。
耳鼻咽喉科・頭頸部外科学教室
耳鼻咽喉科学、頭頸部外科学、頭蓋底外科学、頭頸部がん、低侵襲頭頸部外科手術
頭頸部腫瘍に対する内視鏡を中心とした低侵襲治療の開発や頭頸部がんの再発転移を標的とした化学療法開発を行っている。頭頸部希少腫瘍に対する病態の解明および治療開発を目指した研究を行っている。
論文資格:修士
、
博士
耳鼻咽喉科・頭頸部外科学教室
側頭骨頭蓋底外科、耳科学、聴覚医学、聴神経腫瘍
側頭骨頭蓋底領域の難治性疾患に対する外科的治療を専門とし、特に聴神経腫瘍の予後改善に向けた多面的臨床研究を推進している。その他、難聴の早期発見・介入に向けた研究、社会実装に取り組んでいる。
精神・神経科学教室
神経精神薬理学、脳画像
精神疾患に対する従来の薬物療法の最適化および新規治療法の開発を推進している。また、陽電子放出断層法(PET)や核磁気共鳴画像法(MRI)による脳画像に基づく精神疾患の病態生理の解明に取り組んでいる。
論文資格:修士
、
博士
精神・神経科学教室
臨床神経精神薬理学、統合失調症、抗精神病薬
精神科薬物療法(特に、統合失調症治療における抗精神病薬の投与法、せん妄治療)の最適化をテーマとして、現行の臨床的慣習を批判的に検討し、エビデンスに基づく最善の治療法の確立を目指した臨床研究を体系的に行っている。
放射線科学(治療)教室
放射線治療
肺がん、肝臓がん、オリゴメタスタシスに対する体幹部定位放射線治療の適応拡大、照射法開発、臨床試験を行っています。患者さんと治療法選択を一緒に考えていく共有意思決定支援(shared decision making: SDM)を推進しています。
論文資格:修士
、
博士
放射線科学(診断)教室
画像診断学
1. 循環器・泌尿器領域を中心にその時代の最適な画像診断アルゴリズムを構築することに取り組んでいる。2. 新たな機器や手法の開発を行いながら人体の更なる可視化を目指している(末梢神経系、リンパ系、微小循環系)。3. 4次元動態画像の臨床応用を検討している。
論文資格:修士
、
博士
放射線科学(診断)教室
放射線診断学
新たな画像診断機器や画像解析手法の開発を行い、人体の更なる可視化を目指しています。また、これまでの形態を診る画像診断から、機能を評価する画像診断を追求しています。
放射線科学(診断)教室
骨軟部画像診断・小児画像診断・MRI診断学
骨関節・骨軟部領域を中心に磁気共鳴画像法(MRI)を用いて、微細な解剖構造の可視化(高分解能化)を日常診療で実現可能な時間内(高速化)で可能にする研究とバイオマーカーとなるような画像定量研究に取り組んでいる。
麻酔学教室
集学的疼痛治療
難治性慢性疼痛に対する集学的疼痛治療の確立と、痛みの多面的評価における有用なバイオマーカー開発
麻酔学教室
麻酔学、周術期医学、血行動態モニタリング
非・低侵襲血行動態モニタリング法の新規開発と周術期管理への応用血行動態モニタリングを通じた周術期生体循環・恒常性維持生理の理解に基づき、臓器潅流障害の低減と高難度手術を可能にする麻酔管理の最適化を目指す
論文資格:修士
、
博士